看護師

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総合病院を経験しておくと後が楽

私は、以前のページでも述べているように、総合病院に10年間勤務してきました。色々な科に移動となり、始めはとても不安なことが多かったのは事実です。しかし、後からそのことが自分の実になっていることが分かりました。

はじめは混合外科でした。1つの病棟に4科あるのです。そのため、覚えることも4倍なのです。手術も1つの科には、何種類もあり、その手術前のケアや後のケアもそれぞれ違います。そして成人病院とは違い、老人専門病院では手術後の患者さんは不穏(年を取るにつれ麻酔、手術により、自分自身が分からなくなり、ボケに似たような症状が一過性に出ること)になりやすいのです。そのため、手術直後の夜勤はとても大変です。

一つ例を出しますと、泌尿器で手術をした患者さん。点滴も24時間、血圧を上げる薬も24時間。尿の管を挿入して、酸素もしており絶対安静なのですが、夜勤の巡視中に(1時間に1回患者さんの見回りをすること)、手術後の患者さんの部屋に入るとカーテン越しに立ち上がっていたのです。そして、慌ててカーテンを開けると、そのまま飛び込み台から落ちるようにベッドから、ジャンプしたのです。そして、頭を強く打ち、CTの結果、硬膜外出血になり、緊急手術となりました。患者さんが悪いわけではありません。すべて医療者側の責任になります。

その後は内科に移動になります。内科になると、一気に仕事の内容も変わります。患者さんの指導がメインになるのです。退院後の生活や、食事の指導がほとんどでした。老人は一人でお風呂に入るのも危険です。滑って転んだりするのです。成人病院とは違い、一人で入ってきて、とは言えないのです。全て見守り、必要なら手を貸す。何も起こらない日もあれば、とても大変な時もありました。

このような病院で10年勤務してきたせいか、その後1年仕事を休み復活した長期療養型病院では、介護がメインでした。医療行為もほとんど決まっているような患者さんばかりで、生活援助をケアワーカーと行っていくのです。私は始め、「何て楽な病院なのだろう、こんな楽で時間に帰れていいのだろうか?」と思ったくらいです。

しかし、他の看護師は「忙しい」「辛い」などを理由に辞めていく人や、「しんどい」と言って勤務中に仕事が終わらない人もたくさんいました。私はそんな中、主任に「総合病院からくると楽でしょ?」と言われました。主任も総合病院からきた人だったので、最初そう思ったみたいです。辛いと言っていた看護師はほとんどが、長期療養型や、ホームなどの経験者ばかりだったのです。私は、総合病院ではとても辛かったことが、長期療養型病院では生かされたのではないかと思います。新人で厳しいことを経験したからこそ、後がとても楽なのです。

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