看護師

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長期療養型病院も仕事は様々

前回は、総合病院の中で移動すると、看護の内容やケアが変わる話をしましたが、長期療養型病院も、大きく変わります。

私は始め、長期療養型病院の中のリハビリ病棟にいました。そこの患者さんたちはリハビリを目的とし、最終的には自宅へ帰るか、一人で生活出来るようになり施設に入るかのどちらかでした。そのため、大きな病気をしてきた方でもある程度座れたり、起き上がれたりする人を看護していくのです。そして日中のほとんどが、リハビリ室への移動と起き上がりや、トイレの介助でした。そのため、ナースコールが多いのです。「~をするから手伝ってください」と言うコールです。

患者さんによっては手伝ってはいけなくて、見守るだけの患者さんもいます。根気よく見守るのです。他人からみれば、手伝ってしまった方が早いと思うと思います。患者さんによっては、ベッドから車椅子に乗るまで30分かかる方もいました。「次はこうやって」と言ってはいけない患者さんもいるのです。それが、リハビリなのです。夜勤中もナースコールはとても多いです。コールだけに対応する日もあります。

状態が落ち着いている患者さんばかりの夜勤のときは、医療処置もないのです。巡視をして患者さんが勝手に動いて転倒していないかなどが一番重要でした。昼間にうまくいった方は夜にスタッフを呼ぶのは悪いと、自分で動いて転倒してしまうケースが多いからです。そのため、物音ひとつするだけですぐにその部屋を見つけ出して患者さんを確認するのです。

それにくらべて介護病棟とは、寝たきり患者さんの病棟です。ほとんどの方が意識のない、言葉を話せない、自分で身体は動かせない、食事も自分で食べられないといった患者さんたちです。そのため、患者さんの90%以上はオムツをしています。1時間おきの体位変換(自分で身体の向きを変えることが出来ない患者さんの向きをスタッフが行い、床ずれ防止をする)も、1時間近くかけて行うので、すぐに次の体位変換の時間になります。

そして2時間おきのオムツ交換も1時間以上かけて行うのです。夜勤は体位変換とオムツ交換のみです。もちろん、ナースコールは一切ありません。自分で押せる方がいないからです。そのため、リハビリ病棟とは違う巡視が必要になるのです。患者さんが息をしているか、確認するのです。自分で痰が出せない人はそのつど、痰を管で吸引するのです。

そして食事の介助です。食べられる人は食べさせますが、食べられない患者さんは、点滴はほとんどしていないので、鼻からの管か、胃に直接入れている管から直接流動食を注入します。このような患者さんが病棟の半分を占めるのです。もちろん、これは医療行為なので、看護師1名で30人近い患者さんの食事に関わります。ただ、介護病棟はナースコールがないため、自分の時間配分で看護が行えるのです。どちらの病棟がいいかは、看護師しだいです。

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